仮想通貨はなぜ高騰するの?仮想通貨の仕組みを詳しく解説

仮想通貨はなぜ高騰するの?仮想通貨の仕組みを詳しく解説

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2018.09.10

仮想通貨の仕組み

仮想通貨は値動きする

仮想通貨は、為替や株式の取り引きのように、価格が値動きします。キャピタリズムの社会において、みんなが欲しがっているものの値段が高騰することや、あまり必要とされていないものの価値が激減することは、通常の変動です。

仮想通貨も、取引所や両替所によって通貨の取り引きがやり取りされるようになっていますので、市場の需要と供給に左右されて価値が変動します。社会のなかでの仮想通貨の需要が高まるなら、価値が高まって、値段が高騰するということがあるのです。

仮想通貨は高騰している

仮想通貨はもともと、各国の通貨にとらわれない新しい概念のお金として、スムーズに取り引きができる通貨になるようにというコンセプトのもとで開発されてきたという経緯があります。しかし現在では、実際に使用するお金というよりも、投資の対象として仮想通貨を持つという方がより一般的な使い方になっています。

投資家のなかには、仮想通貨の持つ将来性を高く評価していて、投資の対象としてとても高い価値を持ち続けているために、仮想通貨の価値は高騰しているのです。

仮想通貨が高騰する仕組み

取引量が少ない

仮想通貨の値動きが大きく高騰する仕組みのひとつは、仮想通貨の取引量がまだ多くないことをあげることができます。一部の投資家のあいだで仮想通貨はとても人気のある取り引きアイテムですが、世間一般には、まだそんなに浸透しているとはいえない状態です。

仮想通貨やビットコインというワードは聞いたことがあっても、どのような仕組みの取り引きであるのかをしっかり理解して、取り引きに参加しようとしている人はまだ少数なのです。トータルの取り引きの数が少ないと、それぞれ一つひとつの取り引きが、大きな影響をもたらすことになります。

一人ひとりの売り買いアクションの影響が、現実の通貨や上場株式の取り引きに比べて大きく反映されてしまうのです。大口の取り引きの注文が出されるなら、その影響はその仮想通貨の市場にとってとても大きなものとなってしまい、それに対応する取り引きの注文が集まらなければ一気に高騰することになりますし、逆に下落してしまうということもあるのです。

ストップ高がない

仮想通貨が急激な高騰する仕組みの別の理由として、ストップ高とストップ安というルールがないことも取り上げることができます。為替や株の取り引き市場では、ある通貨や株が急激に高騰したとしても、その市場での1日の最大上昇の限度がストップ高という制度として定められています。それで、為替や株の市場では、値動きの幅が、ある程度コントロールされた範囲内で上昇したり下落したりするようになっているのです。

仮想通貨の場合は、急激な値動きがあったとしても、それをとどめるのではなく、需要と供給の純粋なやり取りであるとしてそのまま上昇と下降をするように運用されています。このことによって、仮想通貨取り引きのハイリスク・ハイリターンな特性を強調しているともいえるかもしれません。

仮想通貨の発行上限

さらに、仮想通貨価値の高騰の仕組みの理由を考えると、仮想通貨が通貨発行数に明確な上限を定めているということをあげることができます。また、たいていの仮想通貨は、通貨発行数が、年々減少するようにプログラムされています。

今後その通貨はより一層手に入れることが難しくなってしまうということがあらかじめわかっている仮想通貨は、今後より希少なものになっていくであろうと市場から判断されて、価値をどんどんと上昇させていくことができるのです。それらの通貨発行のプログラムによって、通貨が過剰に供給されてしまって、インフレを起こして価値を下げてしまったりするといったことなく、希少価値を保ちながら価値を高めていくことができるようになっているのです。

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